やっと高配当銘柄の投資の方針が決まったのでつらつらと書き並べていきます。
はじめに
このブログでは自分が高配当銘柄投資をするにあたって考えた方針・方法をぐだぐだ書き連ねます。なお執筆時点でリアルタイムにポートフォリオを構築中です。(高配当と謳ってますが日経平均が高いせいか利回りはショボイです。ご注意下さい。)
また、実現損益が優秀な結果になるとは限りませんので参考程度にして下さい。自分はこういうシステムでポートフォリオを組みますと言うお話です。
あと元本がもりもりある人でもない限り、単元未満株の使用が必須となります。(自分はSBI証券と、SBIモバイル証券を使用しています。)
結構めんどくさいシステムです。株が好きで色々と調べるのが苦にならない人向けです。(といいつつも書いてる中の人はめんどくさがり屋です。)
一見するとインカムゲイン型の投資方法に見えますがキャピタルゲインねらいも含まれていますので、実際にはバランス型の投資です。
※注意
なるべく正確な情報になるように心がけていますが、事実と異なる場合があるため、投資活動は情報を多角的に精査した上で自己責任でよろしくお願いします。
投資に関する自分の考え方について
安く買って高く売る
インカムゲインでもキャピタルゲインでも株式投資する上での基本だと思います。ここでは「ダウの犬」戦略を東証に置き換えて採用するつもりですので、いわゆる逆張り戦術になります。
買いについてはテクニカル(自分はRSIがメイン)とチャート形状と利回りから判断します。
ダウの犬とは?
①年末にNYダウ採用銘柄30種の中から配当利回りの高い順に10銘柄選び、均等に金額を投資する。
②1年後に同じことを繰り返し、銘柄が変わっていたら入れ替えを実施する。
③これを毎年繰り返す。
ちなみに「ダウの犬」の2020年の結果は-8.0%でダウ平均が+9.7%、「ダウの犬」は惨敗しています。
インデックスを上回る成績を出すことを目標に設定
上記を運用する上での目標としたいです。バランス型の運用を考えていますのでインデックスとしてはTOPIXを上回ることでしょうか。
手数料、税金の発生については気にしません。長期の投資について両者の影響がある事は認知していますが、初心者なので運用の技術やコツを得る事が優先です。良い結果ならそのままで、悪いなら直すだけです。
運用のルール
①50銘柄以上に分散投資する
分散することで1銘柄あたりのポートフォリオに対する影響を小さくします。
デメリットは管理が面倒という事でしょうか?リスクとトレードオフです。
②配当利回りを3%以上(税引き前)とする
50銘柄に分散することを前提として各銘柄に1万円を投資する場合は50万円分になり、3%の配当利回りで15000円すなわち税引き後として12000円弱残ります。
これは「1銘柄当たりの投資額10,000円 < 税引き後の年間配当額12,000円※」となり、最悪1銘柄が減配や無配転落、もしくは倒産しても配当で埋められる(もちろんその年の利益はないが)ということになります。
同じ様に考えれば40銘柄分散投資なら利回り3.5%位、30銘柄分散投資なら利回り4%強あれば同様の事ができますね。
なお最低が3%でありできる限りは高くしたいです。(目標は3.5%以上)
※注意
実際には配当額が1/50なくなるので、例えばJT(配当利回り約7%として)が無配となった場合は
15,000-700=14,300 →税引き後 約11,440円
になります。これが銘柄分散数が40や30であると1/40、1/30となり割合が増えていくので要注意。
③組み入れる銘柄を決める
独立したデータベースとしてAとBの二種類を使用します。なぜ二種類なのかというとAだけでは利回りが低くなるからです。
データベースA
JPX日経インデックス400から自己資本比率50%以上の銘柄で配当利回りの高い順に30種類選んで投資します。
なぜJPX日経インデックス400を選んだかというと銘柄選びを楽したかったという割と酷い理由になります。
まあ選ばれる基準がそれなりに経営が評価されてる事、またその中から自己資本比率50%以上を選ぶ事で資産的にも健全である事でリスクを抑えられると考えます。
あとスクリーニングが楽に出来るためです。
他にもTOPIX500や東証一部かつ時価総額で上位ということも考えたのですが、前者はスクリーニングが簡単ではない、後者は暴落が起きた時に検索条件のうち時価総額で検索外のなってしまう可能性があるため断念しました。
実際に検索してみるとこんな銘柄群になります。なお、実際に買う時は四季報、決算を見て確認してからです。
問題はJPX日経インデックス400は銘柄の入れ替えを行っているので、該当銘柄に当たった場合はどうするかは考え中。
入れ替え実施月は8月です。
データベースB
こちらは東証一部の中型・大型株から配当利回りの高い順に並べてその中から20銘柄を選んで投資します。
普通に配当利回りが高い順に選ぶと
うわっ…銀行株の割合、多すぎ…?
な上に、業績の先行きが怪しい銘柄も満載なために注意が必要そうです。
検索した結果はこんな感じ。
④銘柄の入れ替え
「ダウの犬」戦略の模倣で運用するつもりですので銘柄の入れ替えを実施します。取りあえず思いついた作戦は以下の通り。
作戦Aー年1回決められた月に入れ替える
「ダウの犬」と同様の動き方です。「ダウの犬」は年初に入れ替えですが、何月でもよさそう気がします。
日本株の場合「節分天井、彼岸底」という言葉があるのでやるなら2月かな?
作戦Bー入れ替えが発生した月にこまめに入れ替える
毎月スクリーニングして入れ替えが発生した度に入れ替える作戦。
ちょっと色々と調べてみた感じだと手数料が発生する割に入れ替えで除外される銘柄のリバウンド幅が小さくてダメな模様。
すなわち外れる銘柄がある程度の期間でリバウンド幅が大きくなる(利益が大きくなる)必要がありそうな感じです。
採用除外。
作戦Cー入れ替えが発生した月に組み入れだけして外れる銘柄は期間を置いてから売却する
毎月スクリーニングして入れ替えが発生した場合、採用銘柄は購入して売却銘柄はしばらく保有継続したのちに売る作戦。
そもそも保有銘柄から外れるのは何らかの買われる材料があるのではないか?という判断から売り時を遅らせる作戦です。
パターンとしては
・配当利回りの低い方が市場の動きに合わせてころころ代わっているだけ
・個別材料が出て吹き上がった
・セクターが買われている(○○関連株みたいなもの。例:原油・資源関連、半導体関連など)
下二つなんかはせっかく保有株から当たり銘柄が出たのにすぐに売るのはもったいない感じです。
結論としては
作戦Cをやってみたいと思います。
流れとしては、入れ替えが発生した場合組み入れ銘柄は購入し運用テーブルに、売却銘柄は売却テーブルに移行し売却タイミングを探ります。
売却タイミングはテクニカルで判断するつもりです。上昇トレンドだったりすると保有期間はそれなりになりそうです。
リバランス
パフォーマンスを良くするために実施します。方法としては乖離型を採用し、マイナス幅が20%(買値から-20%)を取りあえず基準としますが、毎月5万円程ぶち込む予定なので実際にはちょこちょこ低いのを買い増していくと思います。
なお、買いについては基本的にRSI30以下を一つの基準としています。(RSIなのは自分が好きなだけです)
プラス側は多分配当利回りが低くなって勝手に外れると思うので設定なしです。
最後に
ポートフォリオの構築は現在進行中です。運用開始の基準日を5/1にして始めるつもりです。
果たして1年後は喜んでいるでしょうか?泣いているでしょうか?
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